三山の家
住宅外観設計
建築主 : 新美齊股份有限公司
台北市天母にあるこの敷地は、台北市内から陽明山への入口に位置する街と自然の境界となるような魅力的な立地にあります。陽明山には多数の山があり、その中でも高さのある七星山、大屯山、磺嘴山が陽明山の美しい印象を描き出しています。その三つの山々の構成を建築外観と呼応させることにより街の中に居ながら大きな自然と繋がっているような感覚を覚える。そのような住宅を目指しています。三つに分節された建物にはそれぞれ三種類の異なる緑の石が使われています。そしてそれぞれが異なる高さをもち、彫刻的に組み合わされたこの集合住宅では、建物の印象のみならずそこに住む人の生活体験も豊かにしていきます。