霧の家
住宅外観設計
建築主 : 新潤建設股份有限公司
この特別な敷地の中で、どのような家の印象が相応しいかを考えてみると、それは「霧」のイメージへとまとまっていきました。陽明山ではその独特の地形から多くの霧を見ることが出来ます。それは陽明山にある樹木などの自然と混ざり合い、常に時間と共に変化しながら私たちを魅了します。この敷地は街の中にあるので、この静けさを感じる「霧」のイメージを持った白く美しい素材を住宅に散りばめながら、夜の光と共に美しく現れる金色や銀色の素材も使われています。また、この緑に恵まれた敷地を活かしてこの集合住宅にも植栽を散りばめていく事により、都市の中にありながら自然と共に住んでいるような雰囲気を造り出しています。都市の中で静けさと美しさをもった「霧」の中に住む、そのような夢の生活の実現への思いが込められています。