丘の空間


観光センター建築設計
桃園中壢市

桃園に数多くある埤塘の一つ、青塘園に建つ観光センターの設計。敷地を訪れた時に、その埤塘のすぐ側に小さな丘を見つけました。歩いてみるととても気持ちがいいこの丘は人々に気づかれずにひっそりとそこにありました。大きな建築を建てて自然の雰囲気を壊してしまうのではなく、この丘に最小限の編集をしていったような建築。丘の線と建築の線が同一化しているような建築の設計を試みました。この設計を通して、建築は細分化され、土の塊が丘に散らばっているランドアートのように自然と融合していきます。この観光センターを通して、建築は自然の体験の一部となり、自然は建築の体験の一部となります。

























建築主|桃園市中壢區公所
敷地位置|中壢區
敷地面積|63,353.79㎡
建築面積|538.06㎡
延床面積|602.6㎡
階数|地上一階+地下一階
建物高さ|9.35m

建築設計|H2R architects
現地共同設計事務所|吳旗清建築師事務所
構造設計|吳旗清構造技師事務所
設備設計|曾樹林、蔡宜曆、蔡坤成
景觀設計|H2R architects
施工会社|峰港建設会社有限公司